会長挨拶

2021年度より、一般社団法人長野県医療ソーシャルワーカー協会の会長に就任致しました杉野と申します。当協会のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

私は長野市にある長野赤十字病院のソーシャルワーカーとして、主に周産期における相談援助業務を担当させていただいております。引き続き日々の相談援助に誠実に取り組むことはもちろん、長野県の医療ソーシャルワークの発展に寄与できるよう微力ながら努力してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

私たち医療ソーシャルワーカーは、病気やけがにより生じる患者さんやご家族の生活上の不安や心配ごとに寄り添い、社会福祉の立場から問題の解決や調整・社会復帰への援助を行う専門職です。病院のみならず、行政や施設などに働く仲間も多くおりますので、ご相談ごとがあれば是非お近くの協会員にお声掛けください。

さて、当協会は、我々の活動をもっと身近に感じていただきたい、もっと地域社会に寄り添って活動したい、という思いから2017年4月に一般社団法人に移行いたしました。みなさまからのご相談に応じることができるよう、協会員の知識や技術の向上、また未来へ向けた人材の確保や育成にも力を注いでおります。過去から現在、そして未来のソーシャルワーカーへその熱い想いを襷リレーし、今後も地域に貢献ができるように努力してまいります。

最後に、当協会は2021年4月に設立65年を迎えました。歴史は長いとはいえ、まだまだ鋭意成長途上中の活気ある協会です。今後とも長野県の医療ソーシャルワーカーにご期待いただき、またご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2021年4月 杉野 仁